文書ID: 119
最終更新日: 2020年02月11日
システム要件 すべてのUSB-CポートがUSB Type-CTM規格の全機能に対応しているわけではありません。一部のパソコンとスマートフォンにあるUSB-Cポートはデータ転送機能しかなく対応、一部のUSB-Cポートはビデオ又は充電機能にも対応しています。以下のリンクにてUSB-Cポートの全機能をご確認ください。ご使用するデバイスのUSB C ポートの機能がよくわからない場合は、メーカーにお問い合わせてください。 https://kb.cablematters.com/jp/index.php?View=entry&EntryID=86 本HDMIビデオ変換アダプタで DVI / VGAディスプレイに接続することについて HDMI DVI / VGA変換ケーブルを使用して本ドッキングステーションはDVI / VGAディスプレイに接続できます。最大解像度は1920x1080 @ 60Hzに制限されます。 症状①:Thunderbolt3を搭載したWindowsパソコンで本ドッキングステーションを正常に使用できません。ビデオは点滅又は映らない症状、USB周辺機器との接続が不安定など症状 解決策:メーカーのオフィシャルサイトからBIOS、Thunderbolt 3ファームウェア、Thunderbolt 3ドライバー、およびインテルグラフィックスドライバーをアップデートします。詳細は、以下の内容をご参照ください。 症状②:デュアル4Kビデオ出力とUSB 3.1速度を同時に実現できません。 本ドッキングステーションは、単一のUSB Type-Cケーブルでビデオとデータを転送しますので、ビデオとデータ転送(USB、SDカードリーダー、イーサネットを含む)ともUSB 3.1 Gen 2から提供する帯域幅を共有します。一台の4K@60Hzのディスプレイ又は2台の4K@30Hzのディスプレイに接続している場合は、USB 3.1データ転送速度に十分な帯域幅がありません。この場合、USB、SDカードリーダー、およびイーサネットの速度は480Mbpsに制限されます。 本ドッキングステーションはダイナミック帯域幅スイッチを搭載して、ユーザーが4KモードとHDモードを切り替えることができます。HDモードでは、単一の4K @ 30Hzディスプレイまたはデュアル1080p @ 60Hzディスプレイに接続できます。この場合は、ユーザーが最大10GbpsのUSB転送速度、UHS-IIカードリーダー、およびギガビットイーサネットを楽しめます。 症状③:デュアル4Kビデオ出力を実現できません。 4Kモードでは、サポートされるモニターの最大数量及び解像度は下記をご参照ください。
HDモードでは、サポートされるモニターの最大数量及び解像度は下記をご参照ください。
症状④:2台目のディスプレイは何も表示されません。 2台の4Kディスプレイを接続する場合は、まずディスプレイの番号を識別することをお勧めします。1番目のディスプレイはデフォルトの出力4K 60Hz解像度(4K 60Hzをサポートしている場合)で、2番目のディスプレイは帯域幅不足のため1080pしか出力しません。「コントロールパネル」>「ディスプレイ」>「ディスプレイの解像度」>「ディスプレイの詳細設定」で、1番目のディスプレイのリフレッシュレートを手動で30Hzに設定します。 次に、2番目のディスプレイの解像度を手動で4K 30Hzに設定します。 2台目のディスプレイがWindowsで認識されても映さない場合は、2台目のディスプレイに帯域幅が足りない可能性があります。もう一度、1台目のディスプレイの解像度を手動で下げ、「コントロールパネル」>「ディスプレイ」>「ディスプレイの解像度」で2台目のディスプレイの解像度を設定します。 この変更を行った後、HDMIケーブルを再接続する必要がある場合があります。それでも2台のモニターは依然として正常に表示できない場合は、DisplayPort MSTの故障診断の詳細を下記のURLにてご参照ください。 https://kb.cablematters.com/jp/index.php?View=entry&EntryID=104 症状⑤:2台目のディスプレイは、Macパソコン、特定のChromebookモデル、Androidデバイスに接続された1台目のディスプレイの画面をミラーリングします。 macOSとAndroidはDisplayPort MST技術をサポートしていません。この技術は、単一のビデオポートを介して2番目のディスプレイで拡張画面をサポートするために必要です。 Chromebookは、モデル型番によってDisplayPort MST技術をサポートする場合があります。 本マルチポートアダプタは、Macパソコン、Androidデバイス、またはDisplayPort MSTご術をサポートしていない特定のChromebookモデルで2台の異なる画面を拡張として接続できません。 症状⑥:ワイヤレスマウス/キーボードをUSB 3.0に接続すると、マウスやキーボードなどの反応が鈍くなり、キーボードの文字入力ができなくなり、レシーバーと、ワイヤレスマウスやキーボードを離すと、すぐ接続が切れます。 2.4 GHzのワイヤレス周辺機器(マウス、キーボードなど)を、USB 3.0の周辺機器が接続されたパソコンで使用すると、干渉によって動作が不安定になる場合があります。特にUSBメモリやハードディスクドライブなどを接続する場合に発生しやすくなります。解決策は、USB 2.0延長ケーブルを使用して、ワイヤレスマウス/キーボードレシーバーをUSB 3.0ポートに接続することです。 症状⑦:本ドッキングステーションが認識されません。又は1つ以上のポートが機能していません。 解決策:すべてのケーブルと周辺機器を取り外して、パソコンを再起動して、再接続します。 症状⑧:パソコンが充電されていないこと、又は充電速度が遅いこと。 本ドッキングステーションは、パソコンに最大80ワットで充電します。 一部のパソコンは80ワット以上が必要の場合は、このドッキングステーションにて充電不可の可能性があります。又は、80ワットの電力が供給されると、充電速度が遅くなる可能性があります。 症状⑨:パソコンが充電されますが、USB、イーサネット、HDMIなどの他のすべてのポートは使えません。 本ドッキングステーションに2つのUSB Type-Cポートがあります。フロントパネルにあるUSB Type-Cポートは、スマートフォンなどUSB-Cポートを搭載した周辺機器を接続し、最大18Wまで充電します。パソコン(ホスト)がこのUSB Type-Cポートに接続されると、最大18Wのみ充電されます。 バックパネルにあるUSB Type-Cポートに接続すれば、パソコンへ最大80Wの電力を提供します。 症状⑩:ネットワークが動作しない、又は認識されません。 下記の記事をご参照ください。 https://kb.cablematters.com/jp/index.php?View=entry&EntryID=107 症状⑪:一部のDellパソコンでイーサネットが切断されます。 一部のDell XPSおよびPrecisionモデルには、ある版本のWi-Fiアダプターが内蔵されている場合があります。これにより、イーサネット接続がUSB-C経由で切断されます。 この問題は、オンボードWi-Fiアダプターの出力を下げることで解決できます。 1、コントロールパネル>デバイスマネージャー 2、ネットワークアダプターを選択し、Dell wireless adapterをダブルクリックします。 3、詳細設定にPower Outputと75%を選びます。 4、ケーブルと本マルチポート変換アダプタを取り外し、パソコンを再起動し、再接続します。 症状⑫:HDMIを介して音声がモニターに送信されません。 解決策:一部のモニターにはスピーカーが内蔵されていませんので、音声は別途に送信する必要があります。音声がサポートされている場合は、以下の手順に従って正しい再生デバイスを選択してください。 Windows: 1)「サウンド」を検索又はタスクバーのサウンドアイコンを右クリックして「サウンド」メニューを開きます。 2)再生タブで、HDMIディスプレイを選択してください。 3)「規定値に設定」をクリックします。 4)「OK」をクリックします。 MacOS: 1)アップルメニューでシステム環境設定をクリックします。 2)サウンドアイコンをクリックします。 3)出力タブをクリックします。 4)HDMIディスプレイを選択してください。 USB Type-C製品の詳細については、当社のオフィシャルサイトのUSB Type-Cページをご覧ください。
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